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高知で体験できるインターンシッププログラム



 教師を両親にもち、姉もその道を目指しています。中学生時代の僕も少なからず意識していましたが、やがて実業の道を目指そうと決断。そう考えたのは、個人経営の私塾に通ったことがきっかけでした。静まり返った教室で黙々と問題を解くという塾のイメージとは違い、音楽が流れ、お茶まで出てくるというリラックスしたムード。そして先生はいつも作業着姿。「普段は何をやっている人ですか!?」我慢しきれず聞いてみると、農業をしていることが分かりました。「畑に来てみるか?」誘われて以来、早朝は畑仕事を手伝い、夜は塾に通う生活が始まりました。慣れない畑仕事に体は悲鳴をあげますが、何よりも「生きている」という充足感で満たされた経験でした。固定観念に縛られず、自分の努力で未来をつかむ生き方がしたい。そう考えるようになったのです。
  学校とは違う世界で自分を試したいと、長く続けてきたサッカー部を退部しました。そして夏休みを充実させるために挑戦したのが職場体験でした。年上の大学生10数名の中にたった一人飛び込んだ高校生の自分。受け答えや提案が出来なければ存在しないも同じ。真っ向勝負で挑みました。グループワークでは本音で語り合い、共に悩んで笑って泣きました。自分が本気で望めば相手も本気で返してくれる。おかげで最終日には年の差を感じない一体感を得ることができました。




 Facebook、Twitter、LINE…安易に人と繋がることができる時代、人間関係が希薄になり、人間的成長の機会が失われつつあることに危機感を抱いています。そこで、私たちは1つの信念を持ってインターンシップに臨んでいます。それは、人が成長する過程において、他者との摩擦、挫折や失敗、修羅場経験が重要な役割を担っているということ。もっと言うと、人は人でしか磨かれないということ。仲間やお客様と真剣に関わり合い、心が震えるような経験を重ねるなかで「一歩でも半歩でも成長して欲しい!」そんな想いを持って学生と向き合いました。
  「ネッツ南国のインターンシップは厳しい」。その評判を聞いた上で、あえて挑戦を決めた14名の学生。高校生は嶋さんただ1人です。主体的な行動から「学び取る力」を磨くことを重視しているネッツ南国は、「教えない教育」で全国的にも有名。それがわかった上で参画した学生たちも、最初は戸惑い停滞ムードでした。そんな中、ある学生が声を震わせながら放った一言。「いったい何のために集まったが?本気でやろうや!」。その瞬間から学生の目に生気が戻りました。たった一人の「本気」が皆の未来を変える瞬間でした。
  そして迎えた最終日。努力した分だけ涙が溢れる成果発表会で、「最後までやり切る経験を初めてした」「仲間や自分自身と本気で向き合うことが、こんなにキツイとは思わなかった」…そう語る学生たちの姿を見て私も男泣き。成長には痛みが伴います。この2週間で体感した痛みが、学生たちを強く、そして優しくし、未来を輝かせてくれると私は信じています。