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高知で体験できるインターンシッププログラム



 「高知県を観光から元気にしたい」。中学時代に生まれた私の夢です。先生に相談すると高知県で唯一、伊野商業高校に国際観光科があることを知り進学を決めました。
  私の一押し観光スポットは日曜市。通りかかると「ちょっと寄っていきや」と土佐弁が聞こえ、孫のように接してくれるおばあちゃん。この温かい空間が大好きで、用事がなくてもついつい出向いてしまいます。高知で生きた先人たちの想いが脈々と受け継がれている日曜市は、私の進むべき道を照らしてくれているように思うのです。
  職場体験は、県庁の観光政策課を選びました。実は2回目の挑戦です。昨年は、職場体験1回目の卒業試験として龍馬パスポートの加盟施設を増やす営業に挑戦しました。緊張してしまって言いたいことの半分も言えず、結果は松本さんから不合格。その悔しさがバネとなっての再挑戦。今回は自分から発言、提案し、どんどん行動しようと決めて取り組みました。観光政策課の皆さん、友人、地域の方々。高知で生まれ育ったからこそ出逢えた奇跡に感謝し、高知に住む人が元気に暮らせるような明るい県にする。「明日香ちゃんがおってくれて助かった」。体験でそんな言葉を頂いたことで、漠然とした夢でしかなかった中学時代とは違い、伸ばせば手が届く目標としてその未来を捉えられるようになりました。






 「だから公務員は…」なんて言われるのは悔しい。そんなイメージを払拭したくてがむしゃらに働いています。人混みさえ嫌いな私が観光振興部に配属されたのが5年前。3月27日に辞令を受けた夜、本屋に直行しました。旅行ガイドやDVDで高知の観光を猛勉強。こんな私が「この企画はおもしろい!」と思えれば、観光好きな方なら必ずハマる。「高知にまた来たい!」と思わせる働きをしよう。着任日までに腹を括ったことでした。
  忘れられないのは「龍馬パスポート」プロジェクトです。準備期間は90日。帰宅時間は早くて22時、遅くて4時前、休んだのは土日も含め1日だけ。県内市町村に出向いては「龍馬パスポート」について説き続ける日々。批判されることもありましたが、腐ることなく対話を繰り返すことで、次第に協力して頂けるようになっていきました。「龍馬パスポート」は、予想の3倍の速さで増え続け、スタートから19ヶ月で遂に6万人を達成しました。
  仕事の結果の違いは、情熱を持ってやり続けたかどうかの違いだと思います。実現したいという情熱を持っているからこそ努力し続けられる。自信はなくてもいい。誰もやらなかったことだからこそ、自分がやる意味がある。自分が存在する価値があると思ってやり始めることが大事だと考えてきました。そして、たくさんの人たちに支えられて働けることに感謝すること。仕事は一人ではできません。行き詰まっている人がいれば力を足してあげる。人生も同じです。職場体験に来た生徒の皆さんに、人と助け合い、仲間を大切にして生き、働くことの価値を見いだして頂ければと願っています。