学生対談

企業担当者さんの熱いお話を聞いたらどの企業にも参加してみたくなって迷いました

  • 渡邊:いま私が高知で一番力を入れていきたいことは、大きく分けて3つ、「農業・企業と学生の出逢い・文化の醸成」です。5年程前に自治体のホームページを制作するため、取材で県内各地を回っていました。そこで気付いたのが、農業従事者はお年寄りばかりという現実。農水省が出しているデータによると平均年齢は70歳。このままだと10年後にはほとんどの方が就農不能になってしまうことでしょう。危機感を覚え、農業にITを導入した「四国IT農援隊」を発足しました。農業にまつわる情報を「見える化」し、それをホームページで発信しています。近い未来に後継者を育てようと思った時、おじいちゃんの頭の中にしかデータがないのでは手遅れです。データ化することで若者の就農を支援していきたいのです。産学官民の連携に力を入れた「土佐まるごと社中」では、月に一度、有志が集まっては高知の未来を語り合っています。学生と社会人の出逢いの場として、ひろめ市場で昼間の3時から酒を酌み交わす「とさなら交流会」も実施しています。理想に燃える県内企業人と触れ合える貴重な場ですので、多くの学生に参加してもらいたいと考えています。この他にも高知県に根付いたまんが文化の醸成としてまんが情報を集約した「まんが王国・土佐」というサイトも高知県発注で運営していますのでぜひご覧ください。
    古山:『ほっとこうち』の誌面上に、「オープンニュース」という、新店舗情報を掲載できるコーナーがあります。野心を持って挑戦する店主さんを、私たちなりに応援したいという願いから誕生したページです。そして好評をいただいているのが「500円ランチパスポート」。私たちの予測を上回る売れ行きで、県外からも注目されている企画です。

  • このランチパスポートやほっとこうち本誌で紹介されているお店に人(読者)が動いて、消費(飲食や買い物)をしてもらう。そうすることで高知経済を少しでも活性化させたい、元気にしたいと思っています。ランチパスポートは県西部や東部のお店を紹介したバージョンもあるので、高知市内だけではなくて、いろんなお店に足を運んでもらいたいですね。口コミで、「あそこ、よかったよ」って言ってもらえたら本望です。
    福島:当社は、『世界一元気な不動産屋さん』を目指しています。その実現に向け、想像を絶する行動を心がけています(笑)。先日、「高知に元気な会社があるから見てきなさい」というエイブル本社(東京)の社長の一声で、スタッフの方が当社まで視察に来るという機会がありました。事前にそれを知った私たち。『ようこそ高知県へ』と書いたお手製の小旗をみんなで作り、それをパタパタと振りながら空港でお出迎え。『ようこそファースト・コラボレーション』ではなく、『高知県に来てくれてありがとう』という気持ちです。お店への道中にある歩道橋の上には、カツオの写真を貼った横断幕をバーンと掲げました(笑)。これも後輩と一緒に夜な夜な作ったものです。道中には歩道を走って車を追いかけるスタッフや自転車に旗をつけたスタッフが、「どうもーっ!」と叫びながら追いかける。「げ、元気とは聞いていましたけど…」と、驚きを通り越して感動してくださったようです。いつもはクールな営業マンが、いざと言う時には横断幕をバーンと掲げる。LINE(スマートフォンアプリ)で状況報告をしながら、緊密な連係プレーをする。一見、本職とは関係なさそうなことですが、こういう人を喜ばせたい感動させたいという想いや元気さが高知を元気にする活力源になると思っています。