インターンシップでは山崎技研の4つの事業を体験しました。そのひとつ、テーマパークなどの装飾用立体オブジェを製作するm.e.worksは卓越した造形技術を誇ります。利益よりも納得できる作品造りにこだわった結果、一度は経営破綻してしまった会社らしいのですが、その技術を世に残し貢献したいと山崎技研の会長が事業所に加えたのだそうです。
 次に行ったのは水産事業部。魚は実にデリケートで、養殖場ではちょっとした病気で全滅することがざらにあるそうです。ちょっとした病気でも注意を配り、徹底して原因究明し、1匹1匹、我が子と接するように向き合う姿勢が大事だと現場の方から学びました。
 3ヶ所目は「有機のがっこう土佐自然塾」。ここでは農業従事者に限らず、素人でも有機農法を学ぶことができ、キャビンアテンダントや大工など様々な経歴の塾生と寝食を共にしました。その基本となる土作りは奥深く、土地ごとに一様のものではありません。土の状態観察や天気を予測し、自分で考えて行動することの大切さを学ぶ体験となりました。
 最後の機械組立部の体験で初めて本社に出勤しました。勤務中は、ミクロン単位の精度にこだわるピリッとした雰囲気。そして、それとは裏腹に、休憩中は笑顔が絶えない職場でした。一見すると単調な作業を繰り返すだけに思えるのですが、どの事業部の方も共通して、人間の五感・六感をフル回転させて働かれています。こだわりのある人間が集う創造的な職場だからこそ、トップ企業になるのだと実感しましたし、職業観が大きく変わる体験となりました。





[宇都宮] 工業系大学生に限定したインターンシップは以前から実施していました。今回はビスタワークス研究所から猛烈なアプローチを受けセミナーにも参加。一般学生の受け入れに伴い、本業のフライス盤製作以外に3カ所の事業所も盛り込みました。一見180度違った分野のようですが、すべてに共通している「ものづくり」の魅力を伝えたかったのです。
 「自分が幸せでないと、周りの人を幸せにしてあげられない」。社員を家族のように想ってくれる会長の口癖です。社員一人ひとりが幸せになれば、その家族にも幸せの連鎖が広がる。周りの人を想う気持ちを大切する会社です。理念は「人と自然、技術とロマン共に未来を創る山崎技研」。人混みの中で生きることよりも、自然と触れ合うことの方が学ぶことは多い、という考え方のもとに事業拡大が進んでいます。
[福島] 年齢性別関係なくゼロベースで仕事を任せてもらえる組織風土。細かい指示がない分、自分に対して厳しさを持ち、考える力が身に付きます。
 私自身、「行ってこい!」の会長の一声で、5日後には土佐自然塾の入学式に参加(笑)。何をすればいいのか皆目わからず…「なんでこんなことさすねん!」と、思わず悪態をつく始末。でも、その環境だったからこそ考える力が身につき、今ではそれが自信に繋がっています。